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第2回ゆるふわ読書会~課題図書:『明日死ぬかもよ?』~

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本に学ぶ

はちやぎさん主催のゆるふわ読書会第二弾を行いました。

 

第一弾はこちら↓

はちやぎさん主催の読書会をzoomでやったよ~課題図書:『幸福のための人間のレベル論』~
ゆるふわはちやぎさんによる、 ゆるふわ読書会をzoomで行いました! 【ゆる募】 ゆるふわ読書会を11/30の午前中に開催します ・zoomでやります ・課題本は「幸福のための人間のレベル論」 ・参加要件は開催日...

 

毎回ブログ書いてたらしんどいなぁ、と思って

今回は書かなくてもいいかなぁ、と思ってたんですが、

終わったら書きたくなった。笑

 

ねこまにあ
ねこまにあ

それくらい学びがありました!

 

課題図書はこちら

 

 

まず今回の本は、

全員高評価だった前回の課題図書と違い、

参加者の中で印象が分かれていたことが

個人的にはとても意外でした。

 

響く人、響かない人の差は何だろう?と

途中から疑問に思って、みなさんに聞いてみたら

ポイントは二つで。

 

①想像力

やりたいこと(欲)

 

この二つの有無が影響してるんではないかという結論になりました。

 

そのあたりを軸に、読書会とこの本の内容を振り返りたいと思います。

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参加者

メンバーは前回と同じです!

 

はちやぎさん@CfpHachiika

ドグさん@dogdog_investor

ぽたきちさん@potakichi_57

たくぽん@_taku_779

きしやん@oyagakoniosieyo

ねこまにあ(私)

 

どんな本?ネガティブ面

 

わりと参加者さんからネガティブな側面の意見を多く聞いたので、

それをまずは紹介したいと思います。

 

タイトルの通り、

「あした死ぬかもよ?」がテーマで、

まあ、ありがちと言えばありがちなんですけど、

「もしあした死ぬとしたら今それでいいの?」と考えさせるような内容です。

 

ところどころにワークがあって、

死ぬ前にやりたいこととか、後悔したくないこととかを

改めてリストアップしたりして、

具体的に考えていきます。

 

この過程で

「とは言ってもあした死なないじゃん」と考えてしまうと

この本は響かないのかも、と

みなさんの感想を聞いてて思いました。

ワークをやらないとだめかも

 

ぽたきちさんからは「これはワークブックである」

たくぽんからは「ワークをやらないと動けない」

などの感想をもらっていて、

 

やっぱり漠然と考えるのではなく、

「自分ごと」として受け止めて、考えて、

ていう作業をしないと、

あんまり意味のない本になっちゃうのかもしれません。

 

冒頭でお話しした、この本が響くかどうかのポイント①

「想像力のあるなし」はここから来ています。

 

自分の死を想像しにくい、という意見は複数出ました。

長期視点と相性が悪い

 

あした死ぬかも?=今を生きる

みたいな話なんですけど、

きしやんからはこんな言葉が。

「長期投資家と相性が悪い」

 

今使えるお金を我慢して、将来もっと価値のあるお金にする(時間割引率)

という考え方と合わなくて、

すっと入ってこなかったのかも、と仰ってました。

 

この、“長期的視点”と合わないというのは

ほぼ全員一致した観点で、

私も同じように思いました。

 

あした死ぬかも?と思って行動したとしても、

生きる可能性の方が今のところは高い。

そう思ったときに

本当にあした死ぬと思ってすべて行動できるわけじゃないよね。と。

 

例えばあした死ぬと思ったら

もしかしたら今ある財産全部使うかもしれないけれど、

実際明日が来る可能性を考えたらそんなことはできないですよね。

 

ドグさんは「そのバランスが大事なのかも」とも仰っていて、

長期的視点を保ちながらこの本に書いてある短期的視点のバランスを

どうとっていくのか、

読者に委ねられてるような気がしました。

 

ねこまにあ
ねこまにあ

また読んだ人にしかわからんようなことを書いてしまった…笑

後付けじゃん?

 

きしやんとはちやぎさんから上がった感想は

「所詮後付けじゃん」

「思い出は美化されるから」

という辛辣な意見。笑

 

二人に共通していたのは、

「別に今死んでもいい」

という価値観

 

達観しているように私は感じたけれども、

そうではないらしい。

 

突き詰めていったときに出てきたのが

この本が響く響かないを左右するポイント②

「やりたいことのあるなし」

でした。

 

特に今やりたいことがない、という

無欲な人には響きにくいようです。

 

ねこまにあ
ねこまにあ

投資をする人は欲があるからだと思ってましたが

そうではないらしい。。

ポジティブ面

 

結構低い評価が多かったんですが、

その中でも読んでよかった部分も話し合い。

偉人のエピソードが参考になった

 

ところどころに、実際に死を前にしたときに

どんな行動をとるか、という偉人のエピソードが入ってるのですが、

それが参考になったという意見がちらほら。

 

孫正義さんの考えなどは、結構共感を呼んでましたね。

一部のワークはやってよかった

 

たくさんワークがちりばめられているのですが、

「やりたいことリスト」

「憧れの人リスト」

など、改めて考えられる機会があってよかった、

という声がいくつかありました。

 

昔考えていたことを思い出せた、

自己分析になった、など。

人との接し方を振り返れた

 

人と接する時、たまに雑になってしまう時があるけれど、

「一期一会」の考え方は、いいなと思った、という意見も。

 

これは私も同感で、

「この会話が最後になった時、伝えたい言葉はこれなのか」

そう思うだけで、

その人にかける言葉が全然違うなぁ、と思ったし、

現に変わりました。

響いたポイントはあった

 

P29、ここはそれぞれの違いがあって面白かったので、

本文を使ってお話しします。

 

引用1

 

引用2

 

この中で自分に響いた言葉は何か?を共有しました。

 

きしやん:人に助けを求めたっていいんだよ

ぽた:恥をかいて笑われたっていいんだよ

たく、ドグ:自分を好きになって、もっと自分を信頼してあげてもいいんだよ

やぎ:大好きな人に大好きって伝えてもいいんだよ

ねこ:すべての人と仲良くできなくたっていいんだよ

 

結構、性格が出るなあって思いましたねー。

 

ちなみに

私が発表した瞬間、

ほぼ全員に「やっぱり!」って言われるっていう…笑

 

ねこまにあ
ねこまにあ

そんなに私、わかりやすいでしょうか…笑

 

これを読んでいるあなたは、何が響きましたか?

ねこまにあ的、本の感想

 

私はですね、結構単純なので、

読んだ本とか、わりと感化されがちなんですよね。

 

それから、響く響かないの差分として挙げたこの二つ

①やりたいことのあるなし

②想像力のあるなし

これ、私は二つとも当てはまるんですね。

 

なので、読み終わった瞬間にツイートもしましたけど、

結構いい本だと思ったんです。笑

 

 

もちろんそれを否定されるようなことはありませんでしたが、

評価低い派が多くて、その視点を聞きたくて、

私が抱いたプラス視点はなかなか積極的に言えなかったので、

ここで言っちゃいますね。

 

現状に不満があって、変えたいけどなかなか踏み出せない人

明日やろう、と先延ばしして結局手を付けられないことがある人

本当に大事なものが何か自分で見極めるのが難しい人

 

には、参考になるところが多い本だと思います。

 

ねこまにあ
ねこまにあ

つまり全部私にあてはまるということですね。

 

具体的な内容を書くのは控えますが、

私は本を読んだ後、こう変わりました。

 

・いつかやろうと思っていたことに手が付けられた

・ありたい状態を考えて、「今できること」からやろうと決めて行動した

・人にかける言葉が変わった

・罪悪感が薄れた=自分に正直に生きてもいいと思えた

→今やりたいことが今やるべきこととイコールにならないことが多くて、

やるべきことを置いてやりたいことを優先した時に罪悪感が芽生えてました。

それが、やりたいことを優先してもいいかも?と思うことができました。

 

本を読んで感動するだけでは何も変わらないと、

最近実感し始めたので、

「読んでどう行動を変えるか」まで考えて、メモして、

行動を変えました。

 

結構すっきりしたんですよ、私は。

 

なのでほんと、人によって評価の変わる本だなと思います。

 

読書会っていいな

 

上で述べたように、多少の戸惑いはありましたが

総じて私はとってもいい本だなと思って読書会に臨んだんですけど、

意外とみんなは低評価で。笑

 

それがいいとか悪いとかいうわけでは全然なくて、

むしろそれが面白いなと思ったのが、

読書会を終えて真っ先に出た感想です。

 

 

 

読み終わって、自分一人で感想をかみしめれば、

それだけで終わり。

 

でも複数人で感想を持ち寄って、

同じ本を読んだのに色んな感想や受け取り方があると知って、

それを聞いてまた更に考えて…

このプロセスに、

今まで本を読んで得たもの以上のものを得られていると、

読書会を通じて感じています。

 

しかも読む本は、自分だったら手に取らない本ばかりで。

自分が読む本って似通ったものを選びがちなので、

違う知見が広がってとても面白いです。

 

ねこまにあ
ねこまにあ

読書会おもしろーーい!

 

zoomで6人で話してますが、

わりと多い人数にもかかわらずスムーズに会話出来てるのは、

「全員が同じ話題について話してる」からだなって気づきました。

 

内輪の話がないので、誰も置いてけぼりにしない。

進め方も何も決めず、ゆるふわに進んでいく会ですが

いつも時間はあっという間に過ぎます。

 

ねこまにあ
ねこまにあ

感想に性格も出て面白い!

 

次回の開催も決定したので、

また楽しみにしております♪

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