ねこまにあ(@necomania7)の3分で名著を紹介シリーズ。
今日は「まんがでわかる 頭に来てもアホとは戦うな」です。
では早速参ります。
一番伝えたいことはこれだ
この本の要旨を一言で言うと、
「アホに構わず、プライドやこだわりを捨てて目標に突っ走れ」
なぜその仕事をしているのか?
なにを成し遂げたいのか?
一生懸命仕事に取り組んでいるのは
「目的」や「夢」があるからのはず。
なのにいつの間にか
職場にいる「嫌な奴」(=アホ)を排除することが目的で仕事をしていないか?
会社に一人や二人必ずいる嫌な奴。
嫌な奴が邪魔で仕事がうまく進まない案件が出てきてしまうことだってある。
それはとてもストレスがかかるし、
嫌なことだから
まずそいつを排除しないと仕事が進まない、と思ってしまう。
しかし本当にそうなのか?
そいつを排除することで自分の目的は達成されるのか?
答えは否。
嫌な奴は、自分の目的を達成することとは関係ない。
成功者は成功することのみに集中する
それ以外のことに時間やパワーを使うのは心底無駄だと思っているから
貴重な時間をアホに使うのはやめて自分の夢を追求しよう。
具体的な打ち手
考え方を変える
勧善懲悪はなかなか起こらない。
悪いやつをお天道様がこらしめてくれたりはしない。
だからって自分が成敗してやろうと思い時間と労力を使うことこそが無駄。
嫌なことをされた復讐や、
そいつを言い負かしてスッキリすることを目標にせず
わき目もふらず「成功すること」を目標と定めよう。
戦うべきは相手はアホではなく人間関係に振り回され、
くよくよしてしまう自分である。
最強の人生戦略。
感情をコントロールする
アホと戦いそうになったら
自分から頭を下げる(謝る)。
そうしたらそれで終わり。
それ以上時間を使わなくて済む。
ぶつかって時間を使うことこそが損。
仮に打ち負かしたとしても
すっきりするどころか復讐されることすらある。
自己主張が激しかったりすぐ感情的になる人間は
ビジネスパーソンとして未熟だと評価されることもあり、
自己評価を下げることにもなる。
客観的に状況を把握し冷静に自分を見つめて
感情をコントロールしよう。
「金持ち喧嘩せず」:戦わずして勝つ方法を考える
アホとうまく付き合う
なんとかいいところを探して
仲良くなって味方にする
アホほど誰かに認められたがっている。
褒めて手柄を譲って花を持たせる。
相手を持ち上げて懐に入る。
何でもいいから相談してみる。
〇〇さんのおかででうまくいきました、と感謝する。
1.非難しない
2.認める
→プライドを捨て去ること。
×他人によく思われる(外に向いたプライドは邪魔になる)
◎質の高い仕事をする(内に向いたプライド)
3.相手の欲しがるものを提供する
→先に与えると相手も動く
私の感想
以上が内容のまとめです。
すごくシンプルですよね?
もちろん私が要約したのですが、
要約するポイントを迷わない位簡潔に要点が書いてある本でした。
マンガにしてあるので、
とてもわかりやすいです。
読みながら、思い返してました。
今まで働いた職場のこと。
どんな職場にも
必ず一人はいると思うんです。
この本の言葉を借りるなら、「アホ」が。
でも私が働いていた時、
アホを利用するなんていう発想は全くなかったし
むしろ排除することに必死でした。
仕事が終わればアホの愚痴を肴にお酒を飲み
ストレスを解消する日々。
いくらアホについて話をしても
解決策は出てこないし
ただの傷のなめあいで終わるんですよね。
今思えばなんて不毛なことに時間を使っていたんでしょう。
でも、ほとんどの人がそういった経験があるのではないでしょうか?
この本はそんな不毛な時間に終止符を打つことができる
解決策を提示してくれています。
人間関係をストレスフリーにできれば仕事もっと楽しかっただろうな…
まんがなのでサクッと読めますし
何よりほんとにわかりやすいのでぜひどうぞー!
今日は以上です。
ありがとうございました!
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