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自己肯定も、否定もしない。

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かるアウトプット

自己肯定感という言葉が使われ出して久しいですが、

この、自己肯定感が高い方が良い、みたいな風潮、

自己肯定感の低い私にとっては、追い詰められてるように感じちゃうことがあります。

 

だって、自己肯定感低い人に、高めようって言ってる時点で、すでに肯定じゃないよね?

逆のことしろって言ってるんだから。

 

第一、そんな簡単に高められるもんじゃないし、普段慣れない思考を続けることが疲れる。

 

何か自分の嫌なところに直面したときに、

「でも大丈夫!そんな自分も受け入れよう!」って考え直すのしんどい。

 

かといって、自己嫌悪に陥るのも辛い。

 

もっと楽していい感じに暮らしたい。

 

そんなときに出会った動画で、「何もしないで浮かべておく」という方法を知って

そこからちょっと楽になった話をします。

 

 

入院中に、暇なときはYouTube見てたんですけど。

専ら野球に関するYouTube見てたら、そこにムネリンの動画がオススメであがってきて。

(ムネリンって野球選手です。)

 

それは「新R25」っていう、どっちかというと意識高い系の人がよく見るような、

西野さんとか、ひろゆきさんとかにインタビューしたりしてるチャンネルなんですよね。

だからあんまり見ようと思ってなかったんですけど、ムネリン好きだから見てみたら、めちゃくちゃよくて。

 

先に載せておきます、これね。

 

この中でマインドフルネスについて話してるところがあって(その部分から始まります↑)

マインドフルネスとか、横文字がまず苦手だし意識高い感じがとてもハードル高かったんですけど、

ムネリンがとってもわかりやすく話してくれてたのもあってすごく納得感があって。

 

一番しっくり来たのが、「悩みとか想いを風船みたいに浮かせておく」っていう表現。

 

それを解決しようとか、何とかしようと思うんじゃなくて、

ただ浮かせておく。

 

いやこれがめちゃくちゃよいですよ。

 

たとえば。

自分が嫌なところってあるじゃないですか。

そうだなぁ。

「人に優しくできない」とかにしておきましょうか。

 

今まで私は、

「人に優しくできない」→「嫌だな」→「どうしたら優しくできるんだろう」→「こんな風にしてみようか」→「うーんやっぱりできない」

みたいな思考だったんです。

 

改善しようというか、よりよくなろうとする。

理想に近づこうとする。

でも今までやってきたこととか思考の癖ってそんなに簡単に変わらないから、

できないことが多いんです。

だから何度も同じように思考して、ループして、疲れる。

 

 

一方、ムネリン流のやり方だと

 

「人に優しくできないなぁ」

 

これで終わり。

 

「そんな自分でもいいじゃん!」なんていう肯定も、

「それじゃだめだからこうしてみよう」という否定も、改善のための思考もしません。

 

「優しくできないなぁ」

これだけ。

 

これねぇ、めっちゃ楽です。

そこで考えることを放棄できるから。

 

ありのままを受け入れる、というと安い表現になってしまうけど、

でもそんな感じね。

 

なんていうんでしょうね、いい意味で他人事になるというか。

 

そうか、私はこういうことに悩んでるんだな、というのがわかると同時に、

それに立ち向かわないので疲れないし、うだうだ悩み続けない。

 

「疲れたなぁ」→「そりゃ疲れもするよなぁ」

 

「こういう時どうしたらいいんだろう」→「今こういうことに悩んでるんだなぁ」

 

「自分のこういうところってダメなところなのかな」→「私ってこういうところあるよねぇ」

 

最近はこんな感じでやってます。

 

前進も成長も改善もしないかもしれないけど、自分が楽になるならいいじゃない。

 

 

なんかね、プラスの方向に着地させなきゃいけないみたいの、もう疲れちゃった。

 

悲しい時は悲しいし、

辛いものは辛いし、それを全部意味があるものとして考えたり、プラスの意味に捉えたりしなくても、

何なら着地すらさせず、浮かべておくだけでいいんじゃないかと思ってきた。

 

もちろん、無理なくプラスに考えられるならそうしたらいいんだけど、

頑張って思考を変えたり、無理に自分を好きになったりしなくてもいいんじゃないかな。

 

これが自分なんだなぁっていうのを、少し客観的に眺めながら生きていくっていうのもありなのかな、と思い始めた今日この頃です。

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