ブログやTwitterなんかで「私は有益な情報は何も発信できないけど…」みたいに申し訳なさそうに言ってるのをたまに見かけますが、
その言葉を見かけるたびに、私は少しだけ淋しい気持ちになります。
そのままでも十分魅力的なのにって。
と、いっても、言いたくなる気持ちはよくわかります。
私も言いたいときありますもん。笑
いつからそんな雰囲気になっちゃったんでしょうね…?
誰かのためになることを言わなきゃいけない、みたいな。
でも冷静に考えてみると、
有益な情報ばかりで構成されたTwitterやブログって、面白いかな??
それってただのニュースサイトと同じじゃないかな。
もちろん、どんな使い方をしようと自由なんで、
情報収集のためにこのツールを使ってます!っていう人がいるならそれはどうぞどうぞ、という感じなんですど、
有益な情報ばかりなら、私はたぶん使わないと思う。
私が思わず読んでしまう、惹かれてしまうものって、
何食べた、とか、何考えた、とか、そんな普通のことというか、日常のことが多いんです。
だから、それがなくなって有益情報ばかりになってしまったら、困る。とても困る。
で、ここにそんな人が一人いるってことは、世の中にはもっといるはず。
てことは、需要があるってこと、ですよね?(ね?)
人それぞれの感性ってとても面白くて、
全く同じ経験をして、それをアウトプットするとしても、
人によって全然違う切り口や文体で表現したりしますよね。
同じ本を読んでも、
同じものを食べても、
それぞれで全然違う。
その違いを見るたびに、面白いなぁと思うし、個性的な表現をする人はなんか気になってしまうし。
それが個人発信の魅力じゃないかなぁ。
心を開けて 聞かせてみて あなたのストーリーを
これはドリカムの「KNOCKNOCK!」という曲の一節ですが、
私にとってブログっていうのはこういうもんだなぁ、って、思っています。
あなたの切り口で、
あなたの書いたものが読みたい。
誰かがやった経験でも、
もうネット上にあふれた話でも、
あなたが書けば全く違うものになるかもしれない。
そんな自然とにじみ出てしまうオリジナリティや個性を楽しみに、いつも読んでいます。
そしてそんな風に書ける人でありたい、とも思います。
おわり。
紹介したドリの曲はこちら。
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