銀行員時代の話。
私は投資商品を売ってた。
投資関連の情報が載る通達の中で、
山一証券出身の上司が言ってたこと。
「バラ色マーケットは続かない」
一度や二度ではない。
でも誰も耳を貸さなかった。
売れば上がる。
お客様も喜ぶ。
だから売れる。
その好循環。
止められるはずがなかった。
そんな中起きたリーマンショック。
最初は楽観的。
下げた!買い増しだ!
それでも下げた。
もう何も出来なくなった。
お客様からは問い合わせと投信解約相談の嵐。
加えて住宅ローンの条件変更。
ボーナスがカットされて、返済分が払えないからだ。
相次ぐ暗いニュース。
終わりの見えない景気低迷。
次に暴落が来た時、
「ほらきたじゃん!何も出来ないじゃん!」と
嘲笑いたいわけではない。
リーマンショックの大変さを語って
その時代を知ってることを崇められたいわけでもない。
ただ、知らない、想像がつかないというならば、
ちゃんと警鐘を鳴らしてくれる声に耳を傾けて
損はしないと個人的に思う。
警告してもウザがられるだけなのに、
ちゃんと発信してくれることはありがたいなと私は思うから。
そして知ることが、
結果自分の身を助けることになる可能性があるから。
例えばこういうのとか。
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