本当に長期でほったらかし投資をするには、
アセットアロケーションが一番大事なんだよ、ということに、
薄々気づいてはいたのですが、難しそうだな、と放置していました。
そんな折。
りんりさんの記事を読みまして。
長期的に分散されたポートフォリオのリターンの大部分は資産配分で決まる。
冒頭の一文で、背筋が伸びました。
私の理想である、ほったらかし長期投資。
そこを目指すからこそ、考えないといけないかもしれない!
避け続けていたけど、ちょっとやってみようと。
ちょっと難しい言葉かもしれないけど意味は単純ですよ!
詳しく書いていきます。
今のアセットアロケーション
そもそもアセットアロケーションって何ぞや?という方もいらっしゃるかもしれないので、改めて。
つまり、「資産配分」をかっこよく言ったやつですね。
「アセアロ」なんていう風にも略されたりします。
似た言葉に「ポートフォリオ」がありますが、
そちらはより具体的に商品を組み合わせることを意味するようです。
たとえば、
米国株50%:全世界株50%がアセットアロケーションなら、
VOO50%、VT50%、みたいに銘柄名まで考えるのがポートフォリオってことになりそうです。
今は「アセットアロケーション」に焦点を当てます。
私のつみたてNISAの、
今のアセットアロケーションはこんな感じ。
いやあ。わかってはいたけど米国株編重がすごいw
私としては、もう少し米国株の比率を下げたいです。
そして、できたら全世界株式に一本で投資したい。
たとえば、
楽天VT100%でいくとアセットアロケーションはどうなるでしょう。
美しい…!
美しくまとまってる!
私にはそう見える!
実は、最初にこのグラフを見た時、なんかしっくりこなかったんです。
それで、もっとアメリカの比率下げたいなーとか、新興国もう少し多めに…とか、
他のファンドを組み合わせて色々とこねくり回してたんです。
うーん、ああでもないこうでもない、と試行錯誤した後戻ってこのグラフ見てみたら、
美しい…!ってなりました。笑
やっぱり素人がこねこねするよりも、思い切って信頼できて分散されている一本に投資するのはありなんじゃないかなあ、という気持ちが確信に変わりました。
ちなみに、アセットアロケーションを測定するツールはすべて東北投信の「ピザロ!」を使っています。
ファンド名と評価額を入力するだけで表示されます、便利!
なぜ全世界株式なのか?
私は、20年以上の長期投資なら株式100%でいいと思っています。
根拠は、色々な本を読んで「それが一番増える期待が高い」と思っているからですが、
一番わかりやすく表しているのは、界隈ではメジャーなシーゲル先生のグラフでしょう。
私はシーゲル先生の本を持っていないので、
それが引用されたトウシルの記事を代わりに貼っておきますね。
ざっくりいうと、
株、国債、金、現金の、200年間の価格推移表です。
開いて1スクロールくらいで見つかると思います。
そしてなぜ全世界分散がいいと思うのか、という根拠はこれです。
これはどの資産がいつどのくらいのリターンになったかという
年別の推移です。
どの資産がその年で一番リターンがよかったかって、
毎年バラバラなんですよね。
プロでも推測するのが難しいと言われる世界。
ド素人の私にわかるわけありません。
情勢を見ながらその都度スイッチするような器用さや考える時間があるわけでもないので、
完全ほったらかしにするには全世界に分散する、というのが一番効率的に思えました。
結論:わたしのアセットアロケーション
ということで
私のつみたてNISAのアセットアロケーションは
楽天VT1本で組む全世界株式投資、がしっくりきました。
管理も楽ですし。
たぶん、これにも色んな考え方があるのだと思います。
今は関係書籍もたくさんありますし、
ブログやTwitterで自分のアセットアロケーションを公開されている方も多いです。
そういったものを参考にしながら、
長期投資だからこそアセットアロケーションについて一度考えたいですね。
(今まで考えてこなかった私が言うことではないですわかってますすいません(´;ω;`))
関連リンク
■全世界株式投信の中でも楽天VTを選んだ理由はこちらの記事に。
■つみたてNISAについて考える時に参考にしたいサイト「東北投信」
先に使ったツール「ピザロ」もこの中にあります。
■おすすめ関連書籍
つみたてNISAや積立投資に関しての本はたくさんありますが、
具体的なファンドの紹介をしっかりしている本はそう多くありません。
その中でもこの本はわかりやすく読みやすいです。
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