相場がいいからでしょうか。
価格が上昇している銘柄や資産に注目が集まったり、
「欲しい」「買いたい」という発言をよく見るようになりました。
比較的流されやすい私ですが、そんな中で、不思議と今は冷静です。
こういった上下にうまく乗って大きく増やせるほど自分に能力はないと思っているからかもしれません。
情報も右から左に流す状態。それくらいがちょうどいいんじゃないかと思ってもいます。
これができるのも、ほぼインデックス投資しかしていないから。
定期的に買っているものはすべて自動積立なので、
普段することは何もないのです。
情報と一定の距離を置いて付き合えるこの投資法は、ずぼらな私に本当にマッチしていると思います。
投資との向き合い方はそれぞれ
ただ、私のこのスタンスが最良と思っているわけではなく、
他の投資と違い忘れることが出来る分、向き合い方って人それぞれな気がしています。
・インデックスも個別もやる
・インデックス一本だけど、情報収集はこまめに繊細に行う
などなど。
誤解を恐れずに言うならば、インデックス投資って
放置しても失敗しにくい投資だと思っています。(※個人の見解です)
リバランスなど、やったほうが効果が得られやすいことってあるのかもしれないですが、
やらないからって「失敗」とまではいかないんじゃないかと。
(制度の改正なんかがあるので1年に1回くらいはチェックした方がいいとは思うけれども)
あるべき姿、というのはないんじゃないかな。
つまり何が言いたいかと言うと、
ことインデックス投資家に関しては、こうあるべき!!というのはないんじゃないか、ということです。
インデックス投資家でも、すごく勉強家の方もいらっしゃいます。
毎日インプットとアウトプットを回したり、
質の高いブログを書いたりされている方を何人も知っています。
それほど投資への興味関心が高く、また知的好奇心も高いのだと思います。
私もとても尊敬しています。
ですが、それを他の人もやるべき、とは微塵も思いません。
インデックス投資の利点のひとつは「忘れる」が可能であることだと私は思っているからです。
積立設定して放置する、
これだけでも十分じゃないでしょうか。
時間をかけないから、忘れられるから継続できることだって、たぶんある
私は会社員時代、四六時中仕事のことしか考えられませんでした。
休みも自ら返上して働くほど仕事が好きで、やりがいも感じていました。
その分他のことには時間をかけられず、お金のことは二の次。
日経平均株価すら聞かれてもわからない状態でしたね。。
(社会人としてどうなんだ、という話はあるかもしれませんが、まあ、大目に見てください…)
正直、お金の使い方にもだらしないところがありましたが、
それでも何もせずとも積立投資ができていたことは、本当にありがたいことでした。
日々の株価上下に翻弄されることなく、
なんの意識をすることもなく、
(誇れることではありませんが知識のアップデートもなく、)
続けてこられたんですから。
投資について考える時間を1分も持たず、ストレスフリーだったこの方法でなければ
あの頃の忙しかった私には続けられなかったでしょう。
続けられることが一番大事
投資や、情報との向き合い方は人それぞれ。
こうあるべき、という巷の喧騒に惑わされることなく、
また「こんなのでいいのかな?」と恥じることもなく、
マイペースで続けられたらいいんじゃないかなぁ、と思います。
他人様に迷惑をかけるわけでもなく、
そうした結果の責任は自分でとるわけですからね。
私の向き合い方は、一定の距離を置くことです。
証券口座にはなるべくログインせず、20年放置できると信じたファンドを
そのまま積み立てていきます。
投資のことを考える時間を他に使いたい。忘れても投資ができる環境に感謝して。
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