こないだやってた、プロ野球「珍プレー好プレー」。
録画してたのを、ようやく見ました。
オフシーズンに野球番組があるの、ありがたい。
面白かったー。
面白かったんですけど、すごく不思議な感覚でもありました。
だってさ、実際試合見てるときは、珍プレーだなんて思わないんですもの。
怒りしかないんだよ。
基本的に、珍プレーって、「ミス」なんですよね。
ちょっと面白く見えるけど、ミス。
それで結果的に相手に点が入ったり、相手のチャンスをつくったり、
味方のチャンスをつぶしたりしてるんですよ。
見ているファンとしてはオコですよ。
野次とばすシーンです。
何やってんだよ!って。
私が実際に見てた試合のものもいくつかありましたけど、
リアルタイムで見てた時はマジでシャレにならんと思ってたよ。
でも、シーズンが終わって、落ち着いてみれば、
あーこんなこともあったなあって思えるし、
面白いナレーションベースで見れば面白く見える。
今は勝負に関係ないからね。
喉元過ぎれば熱さ忘れるみたいな話で、
失敗しても笑い話になるし、それがエンタメになるなら無駄じゃないのかもしれんですね。
やらかしたミスでも、後になれば笑い話になる。
これ、いい気づきだなと思ったんですけど、
考えてみたら同じようなことってよくありますね。
最近見かけないですけど、前はNG集ってありましたよね。
ドラマのセリフ間違いとかを集めたやつ。
あれも面白かったなぁ。
ミスって隠したくなるもんだけど、
さらけ出すとエンタメとして生まれ変わるのかもしれぬ。
だってさ、こんなに毎日野球漬けのプロ選手だって超くだらない初歩的なミスとかするんだよ。
(投内連携とかさ!アウトカウント間違うとかさ!ベースカバー入らないとかさ!!!怒りたくなるような単純なのばっか!!え?何言ってるかわかんない?いいの!わかる人だけわかって!笑)
だからさ、どんな人間も仕事のミスとかして当然だと思うの。
でも取返しつかないことなんてほんの一部(もちろん職種によるけど)で、
だいたいは何とかなることが多いから
もういっそ笑い話にしちゃえー!みたいなのは、ありなのかもなぁ、と思った。
過去は変えられないから解釈を変える、的なアレ。
笑い話にするタイミングは、大事だけどね。
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