36歳の誕生日を迎えた某日、
米国株ETF投資デビューを果たしました。
って、わざわざ発表するくらいのことではないことはわかっているのですが
自分の中では結構大きな一歩だったんですよ。
国内の投信を買うのとは手間が違いますからね…
ずぼらな私が、その壁を乗り越えたのは、
ちょっとした事件なわけです。
やってみると知らないことばかり。
私が米国株ETFデビュー前に知っておきたかったことを書いてみました。
なぜ海外ETFを選んだのか?
米国株ETFを投資対象にした理由は、
①配当がもらえる
②個別株ほど分析に時間を割かなくていい
この二つです。
ETF投資を選択した理由①配当がもらえる
インデックス積立は私の性に合っていますが、
キャッシュフローがよくならない、
出口戦略が難しい、などのデメリットがあります。
ただ、最も安定的に資産形成ができる投資法として私は信頼しているので、
やめることは一切考えていないですし、
今後も柱として育てたいと思っています。
そこで、
インデックス投資を資産運用の柱とし、
キャッシュフローをよくするための高配当ETFを2階建て部分に組み込み、
趣味としての性格を多分に含んだ運用として個別株を添える、
という投資戦略をとることにしました。
その時の記事はこちら。
もっともらしい理由を並べてますが、
実は配当が欲しいだけという説。
ETFを選択した理由②個別株ほど分析に時間を割かなくていい
配当がほしい、と思ったときに、
個別株ではなくETFにした一番の理由は、
分析に割く時間を取れそうにないからです。
下の記事にも書きましたが、個別株に投資するにはそれなりの時間が必要で、
自分でポートフォリオを組めるようになるまではもう少し時間が必要だなと思ったんです。
その間、何もしないのはもったいないので、
まずはETFから始めてみようと思いました。
銘柄選定が圧倒的に楽になるので。
どのETFにするか
まず考えることは、どの銘柄にするかです。
これが決まればほぼ終わったも同然です。
結論から言うと、今回購入に至ったのはVYM。
まず、「高配当 ETF」でググったり、
証券会社で海外ETFを紹介しているサイトをはしごしたりして、
高配当でいいなと思う銘柄3つに絞りました。
・VYM
・SPYD
・HDV
そこから一つに絞ります。
ここで、比較表を入れようと思って地味にせっせと作っていたんですが
なんとタイムリーに先日、
私が師と拝む(笑)しょこらさんのブログに、うってつけの記事が!
私がえっちらおっちら作っていた比較表よりもよほどシンプルに可視化されていましたので、
ここに貼らせていただきます。
最後にまとめを引用させていただくと
最も守備力が高いのは分散効果も込みでVYM、次いでやや偏りある分HDV。その2者に比べるとSPYDは景気敏感寄り、非常にピーキーなPFF、といったキャラクター分けが出来るかと思います。
※PFFは今回検討しておりませんでしたので、ここでは触れていません。
これを見て決めたわけではありませんが、
その中で私がなぜVYMに決めたかと言うと、
恥ずかしながら、わりと勘でしかない。
あえて言語化するとしたら、安定感、でしょうか。
前述のしょこらさんの比較表のとおり、
分配利回りは一番低いです。
しかし、設定してからの歴史、預かり資産残高、
構成銘柄の多さ(分散投資効果)。
THE安定感
を買ったというのが本音でしょうか。
ビビりなので、そういうところから入りたくなるんですね。。
国内投信は新興国とか買っちゃうのにね。
他の銘柄のほうがいい成績になるかもしれませんが、
それはそれでまあ仕方ないです。
配当がもらえる銘柄は初めてですから、
やってみてわかることもたくさんあるでしょう、
くらいの気持ちで決めました。
メインの銘柄選定が終わったので、
あとは行動するのみ!という状態だったのですが、
その後、アメリカ株が全面的に上がったりして
あれ?今買うのって違う??
と正直かなり迷いました。
しかし、いつ暴落が来るのかなんて推測できるわけもなく、
果たして今が割高なのか、ということなど振り返ってからしかわかりませんので、
もうこの日!って決めるしかないじゃん、と買付の日を決めました。
ちょうど誕生日が近かったので、
記念ということもあり誕生日に買い付けをすることに。
指折り数えていたところ、
例の証券会社海外株手数料値下げ競争がやってきました。。
どこで買う?SBI vs 楽天
マネックス証券が米株購入手数料を大幅に引き下げたことをきっかけに、
楽天とSBIも相次いで引き下げてきました。
結局は横並びに。各社手数料競争
私は手数料関連の記事を書いていないので、
こちらも普段よく拝見するこトリさんの記事で紹介させてもらおうと思います。
ざっくり言うと、マネックス→楽天→SBIの順で
米国株購入の最低手数料を引き下げた、という話です。
今まではどんなに少額の買付でも
最低5ドルかかっていた手数料が無料スタートになりました。
これはETFを買う場合にも適用になります。
最初にマネックスが発表しましたが、他社もすかさず追随し、
とうとう各社ゼロ円になってしまいました。
少額コツコツ派の私にはメリットになるなぁ、と思い、
解禁となる22日まで待とうか、と思いました。
が、調べてみると…
NISA口座で買付すれば手数料実質ゼロだった
手数料横並びなら、普通にNISA枠が残っている楽天証券で、
22日以降にするか、と思っていたら!
だそうです。
手数料値下げ競争関係なかった!
SBIは無料、楽天はキャッシュバックという微妙な違いはありますが、
実質ゼロなのは変わりないし、
何よりNISAは楽天ですでに開設済みなので、
そこまで変わらないなら私としては楽天一択となります。
住信SBI銀行で外貨預金を開設し、
そこを経由させると為替手数料が若干安くなると聞いたので、
SBIがメインだったらそうするのがいいのかも。
私はSBI銀行持ってないし、このために開設するのも
NISAを移管するのも面倒でしかないのでやめました。
ということで、楽天証券のNISA口座で買うことにしました。
楽天証券で海外ETFを買うときの落とし穴。時間制限がややこしい!
すべての決め事が解消し、買付しようと意気揚々PC前に座ったのですが、
思いもよらないことが…
それが受付時間制限です。
楽天証券では、〇〇できる時間、がそれぞれいろんなところに定められており、
そこにことごとく引っかかったのです。
慣れていれば回避できたのでしょうが、
初めてなのでそんなこともわからず都度都度止まることになりました。
買付可能時間
まず買付しよう!と思いPCを開いたところ、
米国株の注文受付が、15時~。
15時以前は注文すらできないんですね。
なるほど。15時を待ちます。
ドル転可能時間
15時になりました。
米国株ETFを買うときに、ドルで決済をするため、
ドルに換金します。
まずはこれをしないといけないと思いましたが、できず。
時間を確認すると、こうでした。
グレーの網掛ができない時間帯です。
15時…制限時間じゃん。
次のチャンスは16時~。
16時を待ちます。
楽天銀行から入金できる時間
16時です。
ドル転するために、楽天証券に資金移動をします。
楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジでつないでいるので、
入出金はスムーズのはず、と、見もしていませんでした。
が。
いざドルに換えるための資金を楽天銀行から入金しようとしたら…
エラー。
あれ、このパターン…
時間確認します。
ピンク色が受付停止時間です。
…17:15までできない。
(*´Д`)
待つしかない…。
ということで、
13時に買い付けをしようと動き出したのですが、
全部終わるまでに17:30くらいになってしまいました。
あらかじめすべてチェックしておけば、入金→ドル転までを13:50までに済ませ、
15時になったら買付申し込みができたと思うのですが、
そこまで制限があると思わず、ことごとく足止めを食らいました。
日中のうちに楽天で米株を買うときは資金移動&ドル転を午前中に、
15時~買付がいちばんスムーズ!
今後の方針
ということで、めでたくETFデビュー!
これで終わるつもりはなく、
できれば少しずつでも積立していきたいです。
せっかくなら毎月11日にしようかなぁ…。
自動積立ではなく、自分でコツコツ買っていくのは初めて。
積立設定じゃないと今は高いから…とか、
余計なことを考えて続けられなくなりそうで不安は不安なんですが。
SBIには定期積立があるそうなので、継続するならそっちのほうがいいのかな?
なども考えております。
あと、おいおいHDVをできれば足したいなぁ、
なんてことも考えたり。
まずは、VYMを半年くらい続けてみてかな、と思ってます。
きっと、何かしら新しい発見があると思うので、
そのあとHDVを足すかどうか考えます。
その間に個別株の勉強も進むかもしれんので。
何か発見があったらまた備忘録がてら記事にしたいと思います。
知らないうちに結構書いちゃった。
今日はこれで!
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