私にとっての「言葉」

人の印象を作るのは、

その人の本質じゃなくて、

その人が発する言葉なんだと思うの。

本質なんて目に見えないし、わからないから、

その人が発するものから推測していくものじゃないのかな。

 

だとすれば、言葉はそれを推し量る大事な鍵になる。

 

だとすれば、鍵となる言葉は、慎重に選びたい。

自分にとってわからない言葉を

あいまいな意味で使いたくない。

 

それでも、どんなに考えて選んでも、

誤解を与えることもある。

どうして伝わらないんだともどかしくもなる。

 

だから言葉って面白い。

同時に、怖い。

 

何気なく発されたひとつの言葉に、

アレルギーのように不快感を覚えることがある。

それと同じように、

一気に好きになってしまうこともある。

 

うまく操れなくて無力感を覚えることも

素敵なものをもらって飛び上がるくらい嬉しくなることもある。

 

敏感すぎるかもしれない。

それでも私は、丁寧に扱いたいの。

言葉の力を信じてるから。

幸せにも不幸にもする力があると思ってるから。

 

 

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