人に期待されるのが好きだった。
あなたならできるよ。
あなたになら安心して頼めるよ。
あなたになら話せるよ。
そう言ってもらえることが嬉しくて、
頼りにされるのがうれしくて、
期待されれば効果が返せるように努力した。
だけどほんとは
期待されるのが好きなんじゃなくて
期待に応えたらほめてもらえる、感謝してくれる
そうすることで自分の存在を認めてほしかったんだろうな。
承認欲求ってやつ。
どうしてこんな性格になったんだろうって。
この間、いつか聞いた「認知行動療法」の本を手に取った。
過去を振り返るワークをするページがあって
何をしても母に小言を言われていたことを思い出した。
私は出来のよくないだめな子なんだ。
そう思って褒められたくて
勉強も運動も、頑張って頑張って。
地域で一番の進学校に進んでも、
部活で活躍しても、
それでもされたのはダメ出しだった。
「そのころの自分に何と声をかけてあげたいですか?」
ページに書いてある質問に胸がえぐられるような気持ちになった。
今はまだ振り返る覚悟がない。
そう思って本を閉じた。
過去と向かい合う勇気が持てたら
少しは自分に自信もつくのかねぇ?
想像もつかないや。
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