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「子宮内膜症」になりまして。②~セカンド、サードオピニオンと入院~

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こちらの記事からの続きです。

 

 

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婦人科①に不信感を覚え、婦人科②へ

 

血液検査の結果からも、子宮内膜症であることは間違いないだろう、ということはわかりました。

 

ただ私が納得いかなかったのは、

治療方針が一つしか提示されなかったことと、

腰痛についてとりあってくれなかったこと。

 

帰宅してから調べてみると、もちろん症状に応じてですが、治療方法については複数の選択肢がありそうです。

それでも薬で閉経させる、以外のことを提示してくれなかったことに不信感を覚えました。

 

 

そして、腰痛についてはいくら訴えても「それは内膜症のせいじゃない」と言われたことについても。

 

 

私、腰痛が内膜症から来ていることに、確信に近いものがあったんです。

 

 

だって、内診してから痛みが増してるんですもの…!

 

 

婦人科の内診では、女性の方はご存じの方も多いでしょうが、

子宮内に超音波の機械を入れて診察をするんですね。

 

婦人科①ではそうして卵巣の状態を見てもらったのですが、

その時、機械(器具かな?)が触れて、腰痛の痛みの元みたいなところがズキっとしたのがわかったのです。

 

これで痛いならやっぱり腰痛も卵巣からきてるでしょ!と思ったのと、

それに気づいてくれない、訴えてもとりあってくれない医師に以降の治療を任せるのが不安になりました。

 

そこで、他のクリニックを受診してみることに。

婦人科②ではだいぶ進行していることが発覚

 

もし検査、となったらすぐにできるよう、ある程度大きな病院の方がいいのかな、と思ったので、

紹介状なしでも行ける、そこそこの規模の病院を探して、行きました。

 

診てもらうと、「子宮内膜症の疑い」どころではなく、一見してかなりひどい状態になっている、と、開口一番言われました。

 

 

そして、卵巣チョコレート嚢胞だけではなく、子宮腺筋症(子宮内膜が子宮の筋肉にできてしまう病気)も起きてると。

 

 

これは婦人科①では言われなかったことでした。

 

 

また治療方法については、「ミレーナ」という器具を子宮内に入れる方法を提示されます。

(ミレーナについてはこちらのHPが詳しいです。)

 

「結構状態がひどいから、なるべく早く決断してね。じゃないと手術になっちゃうよ。」

的なことを言われてその日は帰宅。

 

 

ただこの病院、平日午前中しか診察を行っていないようで、

継続して受診するのは難しかったので、結局、話を聞いただけになってしまいました。

 

 

ここでの収穫は、新たな治療法を知れたことと、

最強の痛み止め(ジクロフェナクというもの)をもらえたこと。

 

なので、行ってよかったとは思います。

やっと見つけた、信頼できそうな婦人科③で方針決定。がしかし…

 

二つの病院を受診して、

①治療方法を一方的に押し付けるのではなく色々提示した上で選ばせてくれるところ

②今後継続的に通えるところ

この二つを満たすところに今後の治療を任せようと思い、

探しに探した結果、巡り合ったのが今の主治医です。

 

この先生はしっかり会話の時間をとってくれる先生で、

複数の治療を提示してくれて、メリットデメリットを説明してもらえたので、

治療方針を固めることができました。

 

ですが、信頼できる医師に出会えたこの時にはもう、痛み止めが効かないくらいになっていたのです。

痛み止め効かないなら入院だね。ってことで。

 

あ、痛み痛みと言ってますが、具体的に言うと、主に腹痛と腰痛です。

生理痛のスーパーひどいやつ、といえば女性には通じるでしょうか。

 

腹痛は、下腹部がねじれるような痛み。

腰痛は、押しても届かないところに痛みの元があって、体の奥からズキ、ズキ、と、ずーーーーーっと響いてくるみたいな痛みです。

 

 

痛みを感じ始めた最初の頃は、

市販の鎮痛剤を飲んでいれば大丈夫でした。

 

ところが、そこから1ヶ月も経たないうちに、

市販薬は効かなくなりました。

 

ロキソニンを処方してもらって、それだけは効いていたのですが、

それも1日3回しか飲めないため、

ピークに効果を感じられる時間以外は痛みを我慢しなくてはいけない生活に。

 

1日3回だから、8時間ごとに1回飲むのだけど、

ピークに効いている時間はそのうちせいぜい4時間くらい。

 

その前後は効き始めと効き終わりなので、少し効果が薄れるのですよね。

(血中濃度ってやつ?)

 

なので、痛み止めが効くまでの間はカメのようにじっとして痛みが消えるのを待ち、

動ける状態になったらここぞとばかりに様々なことをこなし、

痛み止めが切れ始めたらまたカメになる、という生活をしておりました。

 

全て痛み止めが効く時間を計算しての生活。

結構しんどかったです。

 

切れてる時だからってずっと甲羅に閉じこもってるわけにもいかず、

動かないといけない時は本当にカメのようなスピードで動いてました。

 

 

それでも寝ている間は、その効き始め効き終わりを感じることがなかったので

何とかなりました。

 

ところがそこから1ヶ月ほど経つと、今度は寝ている間も痛み止めが効いていないと寝れない(痛みで起きてしまう)くらいに。

 

それで前述のジクロフェナクを処方してもらったのですが、

これはとても強い薬なので、1日2回しか飲んじゃダメなんですって。

処方してもらう時薬剤師さん、「これは本当に強い薬なので、空腹時は絶対に避けて、飲む間隔も守って」と強調していました。

 

でももう、私にはこれも効かない状態になってしまってて…

 

一度、夜中に本当に痛すぎて、救急車を呼ぼうかと本気で思ったくらいのこともありました。

 

で、それを主治医に訴えたら、

「それ効かないならもう入院して、ずっと痛み止め点滴しとくしかないね」って。

 

 

子宮内膜症の治療って、ほとんど全てが、次の生理から始めるんです。

だから次の生理が来ないと治療が始められなくて、

それまでは痛み止めで凌ぐしかなく、薬がダメなら点滴、ってことでした。

 

というわけで1年前、ご報告したように、入院となります。

 

長期入院になったのは、次の生理を待たないといけなかったから、というのが理由の一つです。

しかも治療を始めてもすぐに効果が現れるわけではないので、

その様子見も兼ねてひと月以上入院してしまうことになったのですー。

 


 

またまた長くなってしまったので、

続きは次の記事にします。

 

どんな治療を始めたのか、どのくらいお金がかかるのか、

今の状態について、どうしてまた痛みがひどくなってるのか、など、ちょっと具体的に書いてみようと思います。

 

コメント

  1. チリリ より:

    ねこさんお久しぶりです。
    チョコレート嚢胞が大変なものとは聞いてましたが、ねこさんのケースは本当に本当に大変でしたね…。゚(゚´ω`゚)゚。読んでてもつらすぎる。

    科は違えど私もこの前サードオピニオンを求めてさまよってたところだったので、自分が納得いくお医者さん探す大変さに共感してしまいました。

    一日も早く、快方に向かわれますように。

    • ねこまにあ ねこまにあ より:

      チリリさん、お久しぶりです!!
      コメントありがとうございます<(_ _)>お返事遅くなってすみません。

      チリリさんもサードオピニオンをあおぐようなことがあったんですね(´;ω;`)
      医師によって考え方も伝え方も違うし合う人を探すのって大変ですよね

      優しいお言葉ありがとうございます。
      チリリさんもどうかご自愛くださいませ。

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