【PVに応じて寄付します】3.11に寄せて。いち東北民としての覚書

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もうすぐだなぁ、と思って意識はしていたものの、

いざこの日が来ると、想像以上に思うところがあるなぁ。

 

3.11。

今日で東日本大震災から9年。

早いような、長かったような。

 

 

こんな記事を書くつもりはなかったんですが、

ちょっと思いついたことがありまして。

 

この記事の今日のPVに応じて、

少しですが、寄付をしたいと思います。

 

これを思いついたきっかけは二つ。

 

ひとつめは、Yahooさんが毎年やってくれてる、

検索で寄付する取り組み。

 

いま、わたしができること|3.11企画 - Yahoo! JAPAN
2020年3月11日にヤフーで「3.11」を検索すると、ヤフーから10円が復興支援のために寄付されます。継続的な被災地支援と、いつどこで起こるかわからない災害に備えて、“いま、わたしができること”を、一緒に考えてみませんか。

 

時が経っても支援してくれるのは

とても心強いな、と思ったこと。

 

ふたつめは、普段Twitterで仲良くしているめぐるさんが

自発的にされている、

PVに応じた寄付。

 

 

すごく素敵な取り組みだなぁ、と思って見てて。

私もそんなことができたら、と思ってたんです。

 

そのお知恵を拝借して、

この記事のPV分、1PV×1円以上、

ささやかですが寄付をします。

 

私のブログなんてそんなにPVないので、

ほんと少額になると思いますが、

まあ、やらないよりはましってことで。

 

それで、この記事を書きました。

ただ震災の記憶を綴るだけのブログで、恐縮です。

私の記憶

 

あの日は金曜でしたね。

 

私は当時仙台市の、北の方に住んでました。

一人暮らしで、

車で買い物に出かける道すがらに被災しました。

 

運転中、突然ハンドルが取られて、

真っ直ぐ進めない状態に。

 

「なんだ、強風!?」

と、思わずハザードをつけて停止。

その瞬間、道路が歪んだようにみえるくらい、

大きく揺れているのを見ました。

 

恐怖で体がふるえ、

踏んでいるブレーキすら離してしまいそうでした。

 

その瞬間、数メートル先にガソリンスタンドの看板が落下。

もう少し進んでいたら、とゾッとしたことを覚えてます。

 

揺れが収まって、

急いでUターン。

 

信号が止まって、帰りの道は交差点を中心に大混乱、そして渋滞。。

運転中に見た、

ガラスの割れた窓、

落ちた瓦に、

どんどん恐怖が募っていきました。

 

何かとんでもないことが起こった…そんな恐怖に震えながら帰宅。

食器やら本やらが散らばったぐちゃぐちゃのアパート。

 

停電で情報も入らず、

携帯は通じず、

明るいうちにできることをしておこうと

余震に怯えながらもひたすら片づけをしているうちに

夜を迎えました。

 

暖房もつかないので、ダウンを着て家にいて、

暗くなったら何もできないので、

まだ夜も浅いうちに眠った記憶があります。

 

次の日も仕事は休みでしたが、

自分の安否を報告するために、

車で10分の職場に向かいました。

そこは電気が復旧していて、

テレビがついてて、

そこで初めて、津波の映像を見ました。

 

 

絶句。

 

 

同僚たちにも笑顔はなくて、

ただ淡々と仕事をし、

イレギュラー対応をし、

その時をやり過ごしていました。

周りの記憶

 

電気は早い段階で復旧しましたが、

断水は長かった。

 

トイレは流せないままだし、

お風呂には入れないし、

洗濯もできない。

 

そんな状況が1週間くらい続きました。

接客業をするのはちょっと辛かった。。

 

 

けど、辛いなんて言えなかったのは

同僚に石巻出身の方がいたからです。

 

しかも親御さんは漁師でした。

 

安否がわからず、

ガソリンがないから確認にも行けない。

相当辛かったと思います。

 

それでも気丈に振舞っていて、

そんな人の前で誰も辛いなんて言えなかった。。

 

無事がわかったのは、

1週間くらい後でした。

 

「家が流されて、写真とかも全部なくなったけど

家族が無事でよかったよ」と

笑って話す彼に、

何の言葉もかけられなかったなぁ…

 

 

お客様も、それぞれ色んな思いを抱えられていて。

 

当時は窓口に来れば、

今どんな生活をしているとか、

被災した時こうだったとか、

沢山話を聞きました。

 

聞くことが仕事になってたくらい。

みなさん話したかったんでしょうね。

 

普段と違いすぎる生活に、

ストレスも溜まってたんだと思います。

 

 

すこし落ち着くと、

津波や原発の被害が大きかった場所から、

家族や親せきを頼って避難してきた人たちが、

口座を作りにきました。

 

かろうじて見つかったという、

泥まみれの保険証を出してくれた方もいました。

 

とりあえずの寄付金を預けに来てくれて、

札束を見たお孫さんが無邪気に

「わあ、お金持ち!」

と言ったことに

「でもこれ以外全部なくなったんだよ」と

悲しそうに返すおばあちゃんの言葉が

今も記憶に残ってます。

 

家が流されて、

仕事もなくなって、

住宅ローンが返せない。

 

そんな相談もいくつか受けたなぁ。。

 

窓口で泣かれたこともあったなぁ…。

思わずもらい泣きしてしまったっけな…。

 

あの時ほど

自分に何が出来るのかと問いながら働いたことは、なかったかもしれない。

これからに活かす

 

思い出話ばかりになってしまったので、

最後にちょっとだけ、

震災から学んだことを。

水があれば格段に便利になる。

 

飲料水はもちろん備えておきたいですが、

実は生活用水のほうが沢山使います。

 

トイレ、お風呂、洗濯。

これができるだけでだいぶストレスが減ります。

 

一概には言えませんが、

電気が一番早く復旧することが多いようです。

 

なので、あとは水があればオール電化ならかなりいい生活ができます。

 

ためておける生活用水=風呂水。

 

追い炊きしてお風呂に入れますし、

洗濯にも使えます。

バケツで汲めばトイレも流せます。

 

次に使う直前までお風呂の水は流さずにいることだけでも

いざと言うときに役に立ちます。

これは一番学んだことです。

割り箸、ラップ、ウェットティッシュは洗えない時に便利

 

コンビニでもらったりする割りばしやプラスチックのスプーンなど、

使い捨てのものは水が出なくて洗えない時にものすごく役立ちます。

私も今ある程度取っておいてます。

 

あとは食器にラップを敷いて使うのも

洗い物が減るのでいざという時のためにまとめ買いしてたり。

 

水が止まってると手も洗えないので

ウェットティッシュもあるとめっちゃ重宝します。

これも今は大量にストックしてます。

ガソリンはできるだけ満タンに

 

ガソリン不足は全国で起きていたので、

言わなくても経験している方が多いと思いますが、

一応経験則として書いておきます。

 

ガソリンを買えなかったのは結構深刻で、

特に田舎だと何もできなくなってしまうので、

今は半分を切ったらなるべく入れるようにしてます。

ていうか入れないとソワソワする体になりました。。

現金は大事

 

これも経験した方が多いと思いますが、

今は当時よりキャッシュレスが進んでて、

更に現金を手元に置いておく習慣がなくなってきたので

注意が必要だなあと最近思ってます。

 

停電時はクレジットカードもQRコードもSuicaもEdyも使えません。

ある程度の現金はやはり必要で、

もし手元になくても近隣の銀行に少しは預けてた方がいいな、とか。

ATMが使えなくても窓口で払い出ししてくれるので。

 

ネット銀行はその点いざという時の払い出し対応が厳しいですね。

災害が起きたらどこに行くかは確認しておく

 

災害発生時、

携帯は絶望的に通じないので、

それ以外の方法で家族の安否確認をする方法を確立しておかないと

と思いました。

 

じゃないと無駄に電池も食ってしまうし。

なので今は、災害が起きて、家にいられなくなったらここに行く。

と、明確に避難先を決めて、

家族と共有しておくことにしてます。

 

そのために最寄りの避難所は必ずチェックしておかないといけないですね。

近くの学校だと思って行ったら、そこは避難所認定じゃなかったとか

当時はあったな。

さいごに

 

風化してしまう記憶の中で、

かろうじて残っているものを引っ張ってきました。

 

きっともっと気づいたことあったはずだけど…

忘れてしまったな。

 

本当に、普段当たり前にしている生活って

幸せなんだなぁと

思い出すたびに感じます。

 

少しでも、皆様の備えの参考になれば

幸いです。

 

これをお読みになったあなたも、

こんな備えをしている、というのがあれば

是非聞かせてください!

きっとそれが誰かのためになると思います。

 

お読みくださってありがとうございました。

 

再掲しますが、

検索だけで寄付になるこちらも、ぜひどうぞ。

いま、わたしができること|3.11企画 - Yahoo! JAPAN
2020年3月11日にヤフーで「3.11」を検索すると、ヤフーから10円が復興支援のために寄付されます。継続的な被災地支援と、いつどこで起こるかわからない災害に備えて、“いま、わたしができること”を、一緒に考えてみませんか。

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