おはようございます。
今朝の日経新聞から。
『SBI、金融庁と急接近? OB登用相次ぐ』(7面)
SBI、金融庁と急接近? OB登用相次ぐ - 日本経済新聞
将来的に全国10行以上と資本・業務提携すると公言するSBIホールディングス(HD)。「地銀連合構想」が大言壮語ではないと信ぴょう性を持ち始めたのは、金融庁と急接近しているからだ。同庁OBを次々にスカウトし、同構想を推進する事務局長に、地銀を監督する銀行第2課元課長の長谷川靖氏を招く人事を固めた。金融庁も頭痛の種である「...
これ面白いですねー。
裏側みたいなのを知るのって面白いですよね。
SBIが、金融庁のOBを4人もスカウトして
グループの主要ポジションに就けていて、
金融庁と接近を図っているというもの。
SBI側は地銀10行以上と業務資本提携して
ビジネスチャンスを広げたい。
そのために金融庁の後ろ盾が欲しい。
金融庁側は、将来の収益力が低い「限界地銀」を何とかしたい。
SBIの資本は魅力。
という狙いらしい。
一見winwinに見えるけれども、両者の思惑が違うから
接近してもどうなんだろうね?という
記事の締めくくりでした。
以前地銀が店舗縮小するっていう記事がありましたけど、
人口が少なくなる中で収益を確保できる地銀がどれだけあるんだろう、とは思います。
ただでさえ地銀って県に何行かあって、
少ないパイを取り合っているのにさらにパイは少なくなる。
だったらいっそ統合してしまえ!と思わなくもないんだけど
そう簡単にいかないから資本注入してくれるSBIさんは
ありがたい存在なのかも。
地銀側としてはどうなんでしょうね?
歓迎なんでしょうか。
ユーザーとしてはなんとなく便利になりそうなので(本当になんとなくです)
嬉しい改革になるのかもしれませんね。
裏側を知って色んな立場で考えてみると
興味が増しますね。
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