いつも来てくださる方へ(新着記事) 初めての方はこちら(プロフィールへ)

投資に興味がなくても、15年続けられました。

スポンサーリンク
投資についての考え方

 

投資を始めてから、今年で15年、ということに気づきました。

 

まあね、続けたからって偉いわけでも何でもないと思うんだけど、

こんなに投資に興味がない私でも続けられる仕組みがあるってありがたいな、というのは

しみじみと思いますね。

 

もしかしたら、投資に興味がないからこそ続けられたのかも、とすら思います。

 

積立投資、素晴らしい!

 

スポンサーリンク

そもそも投資を始めたかったわけではなかった

 

そもそも私、投資に興味があって始めたわけではなかったんです。

新卒で就職したのが地方銀行で、そこが資産運用の提案に力を入れていて、

「お客様に提案する以上当然自分もやるよね?」っていう雰囲気だったので、始めただけ。

 

半ば無理やりというか、不可抗力というか。

 

でも、当然お金はあるに越したことはないので、

増やせたらいいな、という欲だけはありましたけどね。

 

ちょうど始めた頃はとても相場がいい時期だったので、

増えはしました。

 

そしたらまあまあ楽しくなって、

ちょっとずつ投資額を増やしたり、短期売買したり、

調子に乗って取引していた頃にリーマンショック。

リーマンショック&積立投資との出会い

 

勤めていた銀行で運用商品を買うしかなかったので、

運用は個別株式ではなく、投資信託のみ。

 

それでもリーマンショックの影響はかなり大きくて、

投資した分は半額になっちまう始末。

 

しばらくはショックで残高も見たくなかったなぁ。

 

でも、解約して損失確定させる勇気もなくて、

俗に言う塩漬け状態に。

 

投資してなければこんなことにならなかったのに…って

正直後悔もしました。

 

今思えば、「増やしたい」という欲だけで、何の目的もなく

漠然と売買していたからなんだと思います。

 

必要以上のリスクを取っていた…

というか、目的を考えてないので、必要なリスク自体わかってなかったんですよね。

相場にも恵まれてたために、「投資すれば増える」と

あんまり考えずに投資してしまったところもありました。

 

このショックで初めて、

真面目に「どうして投資するんだろう?」っていうことを考え始めたことが

今につながったのかな、と思うと、その時の損失も、まあ、よかったと思う…ことにしよう。

完全自動化にしたら、興味がなくなって、続けられた

 

ちょうどその頃、「積立投資で老後資金をつくろう」という主旨の本と出会います。

 

・低コストで継続できる投信がある
・それを積立設定すればほったらかしでいい
・日々の株価騰落も気にする必要なし
・それで老後資金の形成は十分可能

 

こんな内容を読んで、

「そうだ、私は老後資金が形成できれば十分だな。

だったら余計なことをせずに、ずっとほったらかしできる長期投資すればいいんじゃん。」

と、目からウロコが落ちた気分に。

 

当時まだ信託報酬が1%を切るファンドは珍しかった中、

それを実現していたセゾン投信に口座開設&積立開始してみたんですが、

思った以上に積立投資が私にはぴったりだったんです。

 

忙しくても、投資のことを考える余裕がなくても、

何もしなくても、積み立てながら増えて行く。

減ってるときも、見なくていい。

 

 

ノンストレス!

なんて楽ちん!

 

 

その後、ますます投資への興味を失っていったんですが、

それでも続けられたのは積立のお陰だなぁと思います。

 

 

その「楽さ」の恩恵には今でも預かっています。

ファンドこそセゾンではなくなりましたが、方法は同じく、ほったらかし。

 

あまりにも楽で、投資のことを考える時間が少なくて、

最近はインプットもアウトプットも全然してませんけど…

 

投資は私にとって、趣味でも目的でもなく、資産形成のための手段。

なので、これくらいの方がいいんです。

そうじゃなかったら、面倒で続けられなかったんじゃないかな。

 

好きでもなく、興味がなくても、

することがなくて、退屈だから続けられることもあるんですね。

 

個別株のような派手さはないですし、そんなに大きい金額ではありませんが、

16年目に突入しても、このスタイルで続けていきたいと思います。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました