普通の明日が、いつもやってくるわけではない。

少しばかりご無沙汰しております。

近頃何かと忙しくしておりまして、ブログを書く余裕がありませんでした。

 

そう、ないのは時間ではなく、余裕です。

 

時間は、作ろうと思えば作れるのです。

スマホひとつあれば文章は書けますから。

病院の待ち時間、電車に乗ってる間、お風呂の中、鍋が煮えるまでの間、寝る前のひととき。

スキマ時間で、書こうと思えば書けるんです。

 

ただ、余裕がないと、意欲はわいてきません。

最近は、ちょっと時間があれば、もうぼーっとしたい。

何も考えたくない。何も考えず、YouTubeとかNetflixとか見てたい。

なんなら再生ボタン押すのも億劫だから、もうテレビでいい。

 

みたいな。

 

そんな毎日でした。

 

なんか、元気なかったですね。疲れが溜まっちゃってね。

 

そこに追い討ちをかけるように、

実はまた、入院することになってしまいました。

今、病室でこれを書いております。

というか、だからこそ書けるのかも。

 

症状が落ち着いてきたら、病室ってやることがなくて、余裕がうまれたから。

 

いいんだか悪いんだか。

 

あ、でも、前回と違って、すぐに退院できる予定です。

このまま順調にいけば明日にでも。

点滴がだいぶ効いてくれたのでね。

 

体調もね、突然崩れますね。

調子いいなーと思ってたのに、急にです。

 

いやぁ、参りました。

 

普通に過ごせる日常がいかに尊いかって、

こういうことがあるとやっぱり痛感しますね。

 

私は病気してから他の人よりもそういう感覚って普段から持ってる方だと思うんですけども、

毎日の中で少しずつ薄れてはいきますもの。

 

毎日危機感持って暮らしてたらかなりのストレスですからね。

慣れというのは人間の脳にとって必要なことらしいですよ。

 

だから、いつもと違うことが起きた時に改めて痛感します。

 

 

日常は本当に尊いし、

いつも通りの明日がやってくるとは限らないんだよなって。

 

 

ほら、こないだ大きな地震もあったじゃないですか。

我が家も家族も、幸いにして何の被害も怪我もなかったんですが、

でもめちゃくちゃ怖かったんですよ…

 

強い揺れも長かったし、

これからどうなるんだろうって、考えちゃいましたね。

 

明日が、今日のこれからが、どうなるかわからないから

悔いなく生きなきゃいけない。

 

だけどその悔いなくって結構難しくて、

明日死ぬかも、と思ってする行動って、

20年後も生きていけるようにする行動と反することもあるんですよね。

 

たとえば明日死ぬなら、今すぐ全財産使い尽くす努力をするかもしれないけど、

明日死ななければその行動って20年後の自分の首を締めることになるし。

 

明日死ぬかもしれない、という短期的視点も、20年後も生きるかも、という長期的視点も、両方持たないといけないから生きるのって難しいね。
 

ただ私は、
 

今日話した人と明日も話せるとは限らない。

今日食べられるものが明日も食べられるとは限らない。

それでもこの言葉に、行動に、後悔がないか？

 

ということはわりといつも意識しています。

 

記事を書く時も、これが最後の記事になるかも、という考えをいつもどこかに持っています。

これが私からの最後の言葉として残っても、悔いがないような言葉を、と。

 

 

そしていつも願っています。

 

 

これを読んでくれているあなたの今日が、どうか無事に終わりますように、と。