30代後半、と言えるのも、残り少なくなってきた今。
ふと、今の私から若いころの私にアドバイスできるとしたら何を言うだろう?と考えました。
たぶん、「もっとお金使いなさい!」って言うだろうなぁ。
あ、一応言っておきますが、未来がわからない前提で、想像してます。
わかった上でのアドバイスなら「ビットコインに全財産投資しろ」になっちゃいますからね…笑
まえがき:20代のころの私
高校・大学と奨学金で通ったおかげで、
社会人生活は約500万の借金を背負ってのスタート。
これが私にはとっても重くって、
「とにかく早く返したい」という一心で
節約志向が強かったです。
交際費にはある程度割いたと思いますが、
旅行や買い物などにはあまりお金を使わないようにしていました。
また、新卒で就職したのが銀行、ということもあって、周りもお金に細かい人ばかり。
「お金は貯めれば貯めるだけいい!」という価値観がどんどん形成されていったと思います。
そのおかげで奨学金も早期に繰り上げ完済できましたし、その分生活に余裕も生まれました。
だからこそ今の私があるんだとは思いますが、後悔もあります。
そこで一番にしたいアドバイスはこれ。
伝えたいこと:もっとお金を使いなさい!
もうこれ。これに尽きます。
20代のころは本当に、お金の不安が大きくて。
周りの経済状況と比べてしまったりもして、もっと貯めなきゃ!って強く思いすぎてました。
銀行に就職する子って、ある程度家柄のいい子が多いんですよね。
(あんまり家が貧しいと、横領などのリスクにつながるから、という噂)
そして、貯金志向がすごい。
給料の中でいくら貯められるか、という、謎の戦いが繰り広げられていた気がします。
同じ給料の中でも同期がどんどん貯蓄できているのに対し、
私は奨学金の返済もありそこまでの余裕はない。
そこに追いつくためには節約するしかなく、
車で遠出したり、旅行に行ったり、という同期たちを横目に、いろんなことを我慢してました。
今思えば周りに対抗しなくても…と思いますが、
その頃は将来に不安がありすぎて、安心できる要素として「周りと一緒」を追い求めてしまってたんですよね。
で、それをなぜ後悔してるかというと。
若いころにしかできない経験が確実にある、ということを知ったからです。
多少お金を貯められなくても、その時にしかできない経験に支払うという価値観を、なるべく早く知ってほしい。
年を取れば、体力も落ち、食の好みも変わります。
あの時、「もっとお金に余裕ができたらやろう」と思ってたことを、
もうするのがしんどくなる。笑
家族ができれば、自分ひとりでできることも、時間も、限られてくる。
その時はそれができる時間もお金もあったのに、そしてせっかく興味を持ったのに、やらずに終わって、もったいないことをしたなぁって。
その時やってれば、そこから色んな経験や思い出や、出会いが得られたかもしれないのに。
だから、当時の私に一番言いたいのは、
お金にこだわりすぎるな!この年齢でしかできない経験があるということを知って!!それにお金を使って!
ってことですね。
まさにそんなことが書いてあるこの本を、20代の私には勧めたいです。
お金は適切に使って、「今」楽しい人生を
個人的に、話をしていて楽しいな、と思う人って、
色んな経験をしてる人なんです。
話の引き出しが多いというか、幅が広いというか。
すごい、人生楽しんでるな、感がある。
ちょっとうらやましくなりますね。
もっと若くて、自分の時間が大量にあるときに、
私がもっと別の、時間とお金の使い方を知っていれば、今どうなってるかな、と思う時がたまにあります。
お金は大事だけどね。
そんな若い時からそこまで考えなくてもいいよ、それよりも今しかできないことを考えて、今を楽しんでね、と今なら言えるかな。
30代のうちにそれに気づけたのはせめてもの救い(*´-`)
コメント
ねこさん!お久しぶりです
入院と聞いた時は心配しました。
今はブログも更新されててよかったです。
ずっと前から記事を読んでたのですが、中々コメントする勇気が出ず…
この記事はグサッと来たのでコメントしようと思いました!普段はキャッチャーで受けるだけだけど、受けたボールは返したらキャッチボール⚾️
20代でしかやれない事が分からないと言うのが本音です。やりたい事はあって、それらの準備や活動にお金はかけてますが、果たしてそれは20代じゃないとやれない事なのかと考えると、そうではないと思いました。
20代でしかやれない事、それは時間がかかる事だという認識ですが、時間をかけてやりたい事はあっても、時間をかけないとやれない事が見つからないです。
もしよかったら、猫さんが思う20代に戻れたらやりたい事を教えて頂けないでしょうか。
長々とすみません
多分覚えてもらってると信じて
アンカーさん、コメントありがとうございます。
もちろん、覚えてるに決まってるじゃないですか!!
こちらこそ、読んでいただけていて、とてもとても嬉しいです!ありがとう<(_ _)>
勇気を出してコメントしてくれて、ありがとうございます!
ナイスキャッチャーです(^^)
質問に答えますね。
私が20代に戻ったらやりたいこと。
「自分のために」お金と時間を使うことです。
それは、自己啓発的なことではなくて、どっちかというとくだらないことだったりします。
夜通しゲームをするとか(これは今体力がなくて無理。笑)、マンガ喫茶に入り浸ってひたすらマンガを読むとか、
行きたい喫茶店に片っ端から通うとか、いい旅館に行ってゆっくり温泉につかるとか、
食べたい、と思ったものを何も考えず食べるとか(若いころはお金が、とか太る、とかの理由で避けてました。今は味覚が変わってもう食べたいと思わない…泣)
自分ひとりのために使う時間って、今は本当に限られます。
だから若い時にそういうことをおなかいっぱいしておきたかったな。
それは年齢から、というよりも家族がいるから、ということも大きいので、答えになってないかもしれませんね(^-^;。
アンカーさんもいずれ家庭を持つとしたら、自分ひとりのために、自分ひとりで決断して、自分ひとりのためにお金を使うこと、というのは
今しかできないことだと思いますし、そのへんをキーワードにしてみるといいのかなと思いますが…
Twitterで絡んでいた頃のツイートや、今のコメントを拝見するにアンカーさんは、ちゃんと自分のやりたいことに向き合って、お金も時間もかけているように思います。
なので、私みたいに「あの時やっておけばよかった」みたいなことにはならないんじゃないですかね。
私の場合は、やりたいと思ったことがあったのにやらなかったわけで、見つからなかったわけではないので。
ちゃんと向き合えているアンカーさんは、すごいと思います。
今しかできないことがわからない、というなら、記事内で紹介した本「DIE WITH ZERO」のバケットリストを作ってみるといいかもしれません。
あとは、周りの先輩たちに、若いころにしてよかった経験を聞いてみるのもよさそう。
こちらこそ長々と書いてしまいました。
参考になるといいのですが…
お忙しい中ありがとうございます。
自分の中で勝手に、自分のため=経験値を得られるものと認識してました。
くだらない事でも、自分と向き合える時間は年々減少していくのかもしれませんね。
自分も何かしなければ…という一種の脅迫概念に駆られて、やりたい事を日々模索している状態です。素直に気持ちが向いてる事を、意味がないと分かっていてもやってみようと思います。
DIE WITH ZERO買っただけで読めてませんでした早速読みたいと思います
あと私アンカー、来年結婚する事になりました。
とりあえず、今やりたいなと思ってるコーヒーの焙煎やってみます
早くも年の瀬ですが、体調に気をつけて元気にブログ更新してくださいね☺️
アンカーさん、お返事ありがとうございます(^^)
そうですよね、「何か自分の身になること」って思いますよね。
逆に言うと、「何か自分の身になること」は、年齢問わずできるんじゃないかなぁと思うことが多いです。
その気になればいつでもスタートできるというか。
今まで生きてきて、打算的に「将来のためになるかも」と思ってやったことより、
「これ無駄だな」と思っても思いっきり楽しんだことのほうが、何かにつながってきたことが多いんです。
若くて体力があるときに、自分のために使える時間を、そこに注ぎ込めるって素敵なことだなぁと思います。
だからアンカーさんの言う通り、素直に気持ちが向いていることをやっていれば、後悔なく過ごせると、私は思います。
DIE WITH ZERO、ぜひ読んでみてくださいね!感想もお待ちしています!!!
そしてそして、ご婚約おめでとうございます!!!
たくさんの幸せがアンカー家に訪れますように。