あなたは、橋のある野球場があるのをご存知ですか?
知ってる!という方
あなたは野球通もしくはイーグルス通です。
これから書く情報に一切の目新しさはありませんので、
お引き取りいただいたほうがいいかもしれません。
私に遠慮することはありません。
どうぞ、ページをお閉じください。
知ってるけど読んでやるよ、という心の優しい方がいらっしゃいましたら
どうぞもう少しお付き合いください。
ここからは、
知らないよ!球場に橋なんてあるの?というあなたに。
とてもいいリアクションをありがとうございます。
そんなあなたを待っていました。
日本にあるのです。
世にも珍しい球場が。
もっとも、それは「橋」と呼ぶのにふさわしいのかどうか、
私にはわかりません。
私が知っている橋というのは、異なった“ある地点同士”を双方向で結ぶもの。
しかしそこにある橋は、“目的地”がありません。
終わりまで行ったら、戻るしかないのです。
むしろ、水泳の飛び込み台のほうが近いでしょう。
ただ、「イーグルスブリッジ」と名がついていますので、
“自称橋”ということで橋に分類するより致し方ありません。
「ん?なんかさっきからイーグルスって言ってるな…」
察しのいい方はお気づきですね。
そう、その橋がある球場とは、楽天イーグルスのホーム
『楽天生命パーク宮城』でございます。
何を隠そう、私の推し球団です。
その橋、どう使うのかと申しますと、
いわゆる「度胸試し」です。
地上20mにあるその鉄筋の橋を、命綱をつけて渡ります。
先端には鐘がついていますので、そこまでたどり着き、鐘を鳴らして戻ってくる。
ただそれだけの遊びです。
地上20mって大したことないな、と思ったあなた。
意外と高くて、ビル7階相当だそうですよ…!
風もあります。
さながら『カイジ』に出てくる試練とも思える橋。
大人1500円ですよ。
お金払って怖い思いをする意味ってありますか?
私にはわかりません。
一つ言えるのは、楽天の球場は、
どうやら野球以外のことも楽しむように設計されているようだ、ということです!
現に、橋以外にもいろんな遊び場がありますよ。
橋の隣にはブランコ。
地上20mのブランコですよ!
正気の沙汰じゃない…。
高いところがお好きな方は、観覧車なんかもいいのではないでしょうか。
観覧車からは、球場が一望できます。
真上から見下ろす野球の試合もまた、楽しいですよ。
野手の動きがわかりやすくって。
それだけではありません。
観覧車の隣にはメリーゴーランド!
もう何が何だかわかりませんね。
これ全部“野球場”にあるんですよ。
言っておきますが、全部球界初の試みです。
球場に野球以外のエンタメを作ろう!て思ったことは評価できると思うのですが
残念ながら「すごくいい!」ていうファンの声は聞いたことありません。
一部過激なファンからは、「そんな金あるなら助っ人外国人連れてきやがれ!」とヤジが飛ぶ始末。
ちなみに先ほどもご紹介した通り、
この球場は「スタジアム」でも「ドーム」でもなく、「パーク」なんです。
入場ゲートをくぐった瞬間に楽しそうな音楽が聞こえ、
どこかの遊園地を彷彿とさせる演出になっています。
ほかの球場にも足を運んだことがありますが、
こんな演出をしているところはなかったと思いますね。
どうですか?少し興味を持っていただけましたでしょうか。
行ってみたいなぁ、と思ったあなたのために。
一応情報載せておきます。
観覧車とメリーゴーランドがあるのは球場内にある「スマイルグリコパーク」。
試合のある日は試合のチケットで入れます。
試合のない日や、試合は見ないけど観覧車だけ乗りたい!みたいなときは入場券もあります。
大人500円こども300円です。
パーク内にはほかにも地味ですがアトラクションあります。地味ですが。
夏は砂浜ができたり水遊び場や簡易プールができたりして子供たちは楽しそうです。
その横で親たちはビール飲みながら試合観戦を楽しむ。
わりといい光景です。
楽天ってなんかちょっとおもしろいことしてるじゃん。
で、どんなチームなの?本業の野球の方は。
と思ったそこのあなた。
お目が高い!よくぞ聞いてくださいました!
では今年の楽天イーグルスの展望について、僭越ながらお話しさせていただきます。
野球のシーズンというのは、3月後半に始まって10月初めに終わります。
全部で143試合。
セリーグとパリーグがあって、それぞれのリーグで1チーム143試合を戦い、
最終的にそれぞれのリーグで上位3チームに入れればクライマックスシリーズに、
そこで勝てば日本シリーズに進むことができ、日本一を決めます。
日本シリーズは全国ネットで中継されますし、そこそこ有名ですね。
日本一が決まった後、野球ファンは次のシーズンまで何をしているかというと、
ストーブリーグというものを楽しみます。
ストーブリーグとは、選手の移籍やトレード、新外国人選手の獲得、ドラフトなど
つまり新戦力はどんな人なのか、来期はどんなチームになるのか、ということを
ワクワクしながら見ることですね。
なんだか、読者が離れていってる気がします。気のせいでしょうか?
そんなことない?ではもう少し続けてみましょう。
ドラフトといえば、今年は甲子園のスターたち、
大阪桐蔭の根尾君、藤原君や金足農業の吉田君も話題になりましたね。
ドラフトは、正確に言うと日本シリーズが終わる前に開催されますので、
ストーブリーグと言っていいものか迷うところですが、
ここではそう呼ぶことにしましょう。
そのストーブリーグで…楽天は…存在感を見せつけたぁっ!
ドラフトで藤原こそ逃したものの、
大学ナンバーワン外野手の呼び声高い辰己涼介を獲得。
そして何より!何より…!
FAで獲得した浅村栄斗ですよ!!!
嗚呼聞こえる…ブラウザの「閉じる」ボタンをクリックする音…
スマホの「完了」をタップする音…
これは気のせいではないですね。
ええそうでしょう。
ここまで付き合ってくださったのが御の字。
ちゃんとわかってます。あなたと私の野球に対する温度差。
それでも私は書く!
なぜなら楽しくてキーボードを打つ手が止まらないのだ!
とにかく浅村なんですよ今年は!
一にも二にも浅村ですよ。
打点王ですよ?
一番点取ったんですよ彼。
猛者揃いの、西武の中で。
いやもとい、パリーグの中で!
打点をあげるということは、
前にランナーがいるからだってことはわかってる。
だから浅村ひとりの力ではないと。
だけど、ランナーを返すのがどんなに大変か…
万年残塁祭りのイーグルスには
ほんとに待望の打者なんですよぉぉお!
もうね、セカンドにイーグルスのユニフォーム着た浅村がいるってだけで
震えますよね。
生で見たら泣いてしまうかもしれません。
おーい、ついてきてますかー?
まだ続きますよ(笑)
昨年打点王、浅村を獲得できた楽天は必ず強くなります!
内野争いは激しくなり、層は一気に厚くなる。
藤田、今江、直人などのベテランに中堅の浅村が加わり、
茂木、西巻、内田、村林など若手の争いは激化。
外野もレギュラーが確定している者などいない。
新人王の田中でさえも例外ではない。
ドラフト1位の辰己君は走攻守そろった即戦力。
フィールドで見られるのが楽しみで仕方ない。
オコエが開花するのかも見どころだ。
先発は則本がかなり仕上がっていると聞く。
去年かろうじて2ケタ勝利に乗せたものの自身は借金1で終え、
かなり悔しい思いをしたはず。
今季はその想いをぶつけてもらいたい。
もちろん試合には勝ってもらいたい。
だけれども、結果以上に今年は、本当に楽しみなチームになっているのだ。
ああ試合が観たい。
早く野球が観たいー!!
改めて言います。
\球春到来/
あけましておめでとうございます。
今年も野球を楽しみましょう!
コメント
[…] 橋のある野球場を知っていますか?こんにちは、ねこまにあ(@necomania7)です。初めて#3000文字チャレンジに参加します…! 今まで見てるだけでしたが、みなさんユニークな文章だし何よ […]