住宅メーカーのCMって、だいたい最後に企業名が流れるんですよね。
その前に、家の雰囲気とか、こういうのが売りとか、そういうのが説明されるようになってて。
そんなCMが流れると、私の特技が発揮されます。
名付けて、「住宅メーカーのCMは企業名が流れる前に当てられるの術」!(そのまま)
大手だったら、だいたい雰囲気でわかります。
これは積水、これはミサワ、みたいな。
なので、住宅のCMが流れると、画面を注視、
企業名が流れる前に、「積水っぽい」とつぶやくのです。
CMの最後に「積水ハウス」と出てきたときの快感ったら。
積水のは、リビングが特徴的なのでとてもわかりやすいです。
「スローリビング」というコンセプトがあって、
私はその雰囲気が好きだったので、積水さんのリビングみたらだいたいわかります。
そういえば前に注文住宅のメーカーを紹介する仕事をしていた時、
積水の営業さんに
「このお客さまにはどんなふうにうちのこと紹介してくれたんですか?」
と聞かれて、
「スローリビングのことをお話ししたらとても気に入ってくださって!」
と意気揚々とお返事したんです。
そしたら
「へえーすごいですね!長いこと営業やってますけど僕でもスローリビングのことうまく話せないですよ。」
と返されて、その時はそのまま褒め言葉として頂戴したんですが…
今思うとこれ、あれだね、たぶん、嫌味だね。笑
「営業の僕でもちゃんと説明できないことをお前が話せるんか?お??」
ってことですね、たぶん。
まあ、嫌味は気づかずにそのまま受け取るのが最強だと
京都人の友人が言っていたのでその時はそれでよかったんでしょう(*´-`)
ちなみに積水ハウスのHPを見ると、スローリビングについてはこんな風に書かれています。
縁側や土間。日本の民家には内と外をつなぐ中間領域のよさがありました。
その心地よさを先進の科学技術で実現するスローリビング。
大開口の明るい空間、プライバシーを保ちつつ陽だまりに和む深い軒下空間。
高断熱性能と超高断熱サッシにより快適性が広がる大空間。
そこで感じられるのは時が止まったかのような穏やかな空気です。引用元:https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/products/steel2/slowliving/
うんうんそうそう、こんな感じ。
引用元のHPには事例集もあるのでよかったら見てみてくださいな。
あーなるほど!とわかってもらえるはず。
スローリビングがどんなものか、という言語化はこうして一応なされてはいるんだけど、
いくつか事例を見ると雰囲気がつかめてきます。
そうすると、説明するよりも、事例を見せて、こんな雰囲気素敵じゃないですか?
ていう投げかけの方がお客様に響くこともあるんですよね。
百聞は一見に如かずってそういうことなんですかねー。
こうして文章を書いてる身でいうのもなんですけど、きれいに言語化できることがすべてじゃなくないですか?
雰囲気、とか、なんとなく、とか、直感で、みたいな
そんな感覚的なことも、結構大事な気がするな。
文章の魅力もそれぞれで、
ものっすごく言語化が上手で、文才があって、この人のここがすごい、ってちゃんと表現できる人もいれば、
何か好き。なんでかわかんないけど読んじゃう。
何か知らないけど私のセンサーがめちゃくちゃ反応しちゃう!
そんなのもたくさんあって。
私はどっちかって言うと、後者の文章に惹かれることが多くて、
自分の書くものもそうだったらいいなーと思ったりもする。
ん?住宅メーカーのCMの話から
なんでこんな話になったんだっけ??
まあ、いっか。
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