私は活字マニアかもしれない。

3000 趣味

活字が好きで

言葉が好き。

 

文章を読んでいると

多少なりとも書き手の個性が表れていて

その個性と自分の好みがマッチする瞬間がとても好き。

 

だけどその瞬間はめったに訪れない。

そしてどんな文章が好きなのか

どんな言葉が好きなのか

言語化するのが難しい。

だから探すのも難しい。

 

でも好きだから探してしまう。

あぁ、この文章好きだな。

もっとこの人の作品が読みたいな。

そう思う瞬間を求めてしまう。

 

活字が好きなのだと思う。

ラジオやテレビで言葉を聞いていても

この人のセンス好きだなと思うことはあるけれど

文章ほど欲したりしない。

 

特に、描写が好き。

その空間がありありと浮かんでくるような描写は大好き。

表現する言葉で、

それを使うのか、みたいな発見があると鳥肌が立つときがある。

 

おわー、この場面を、こう表現するのか、すごいなぁ。

 

それがハマるとめちゃくちゃ気持ちいい。

 

文章は、その人が作家の場合、

一度ハマると貪るように全作品読んでしまう。

 

具体的に言うと、小説家で唯川恵さんという方がいるのだけど、

その人が抜群に好き。

小説はたぶん全部読んでいる。

 

最初に出会ったのは高校生の頃で

忘れちゃったけど電車の待ち時間だか何かがあって

暇つぶしに本屋を覗いてるときにたまたま手に取って

最初の数行を読んで

引き込まれた。

 

だいたい好きな文章を書く作家さんは

最初の数行でわかる。

ぐいっと心を持っていかれる。

 

さっき言ってた

自分の好みとマッチする感覚。

 

唯川さんの小説は恋愛小説が圧倒的に多いので

当時恋愛真っただ中だった私は

共感することも多かったせいかすぐにハマった。

 

世にも奇妙な物語の原作になるくらい

エグい小説もあるんだけど

それも含めて全部好きで

嫌いだと思うものはひとつとしてなかった。

 

ストーリーも好きなんだけど

やっぱり文章が好きなんだと思う。

 

口語と文語の違いに惹かれることもあって

Twitterでフォローしたりブログを読んだりしている有名人を

テレビで見ると全然イメージが違う言葉を使っていて

ギャップ萌えたりすることもある。

 

口語体の文章も好きだけど

ばりばり文語体の文章がもっと好き。

 

○○のように○○してゆく。

とかいう比喩表現が大好物で

「ゆく」と使う人の文章が好きな傾向がある。

口語では「いく」じゃないですか。ほぼ絶対的に。

文章になると「ゆく」と使うのが、なんかいいなと思う。

 

あと、擬音語もいい。

二回繰り返すよりも、

あえてひとつ、というのが好き。

「からり」

とか

「かちり」

とか

そんなの。

ひらがななのも、ポイント。

 

「カチリ」、と「かちり」

受ける印象違いませんか?

なんか後者のほうが、

鈍いというか

響くというか

そんな感じ。

 

なんかめちゃくちゃマニアックな話してません?笑

 

こんな話書くつもりじゃなくて

熱くなったもの=野球を期待されてるブロガーだと思うんですよ私は。(え?w)

 

でもなんか、文章っていうテーマで書き始めちゃったんだよなぁ。

不思議。

 

だから続きを書きますね。

 

最近めちゃくちゃ好きな文章を書く人を見つけて

ここ1年くらいその人が書く文章を追っている。

 

幡野 広志さん、という、写真家さんなんだけど

とても素敵な文章を書く人で。

Twitterもやっているのでぜひ一度読んでみてほしい。

 

私と同い年なんだけど

がんで余命宣告されている。

 

子育て情報を発信するメディアに、

「僕は癌になった。妻と子へのラブレター」っていう連載コラムを書いていて

私は出産後色んな情報収集をしている中で出会った。

 

自分の感情を表現するのがとても上手で

そしてあらゆる分野でしっかりと意見を持っていて

芯の強さにものすごく惹かれた。

 

余命宣告をされているから出てくる言葉なのか

もともと彼が持っている言葉なのか

わからないけどただただ魅力的。

 

難しい言葉を一切使わずに

とてもきれいな表現を使うひとで

あぁ日本語って美しいなと感じさせられる。

 

そう、私は美しい日本語が好きなんだ。

横文字がたくさん入っている文章よりも

ひらがなと漢字の多い文章が好き。

頭の中でも流れるように読めるような。

 

「ダヴィンチコード」で有名なダンブラウンの本は

科学や宗教の話が多くて知的好奇心が満たされるうえに

謎解き要素まであるのが唯一無二すぎて

欠かさずに読んでいるんだけど

翻訳だからなのか、文章自体は好きではない。

 

たぶん、英語特有の感じがあるからなんだろうなぁ。

今思うと。

内容はすごく好きなのだけど。

 

文章を読んで

表現を味わって

場面を想像して

感情移入したり

納得できなかったり

知らないことを知ったり

そんなことが好きだから

自分でもそんな文章を書きたくて

きっと私はブログを書いている。

 

でもこんな文章を書きたい、と思っても

どんなにたくさんの文章に触れても

私の頭には憧れるようなうっとりするような表現は出てこない。

 

で、他の人の書いたものを読んで

自分の知ってる言葉だけで

自分から出てこないような表現をされていると

悔しいような

嬉しいような

そんな複雑な気持ちになる。

 

嫉妬するけど

もっと読みたい。

 

語彙力おばけみたいな人と出会って

ひたすらにチャットで会話してみたい。

 

あれ?ちょっと方向性変わってきましたね。笑

 

電話じゃダメです。

活字じゃないと。

 

あ、でも、

たくさんの言葉を操る上司のことは

尊敬してたし好きでした。

 

平易な言葉でわかりやすく伝えてくれる上司より

小難しい言葉をどんどん繰り出してくる上司のほうが

この人が言ってることを理解するんだ!

ついていくぞ!という気持ちになってやる気になるんですよね。

 

 

そんなわけで

私はとても文章が好きだし

活字が好きだし

だから活字のメディアは絶対になくならないと思っている。

 

5Gが普及してメインコンテンツを動画に譲ったとしても

活字メディアは残る。必ず。

 

そんな気持ちで

今日も明日もブログを書きます。

 

おわりに

こちらは3000文字チャレンジという企画の投稿です。

ルールはこちら。

ルール

 

前回、3000文字井戸をスルーしての今回です。

 

私を熱くさせたもの、というテーマでしたので

キター!野球ネタいける!と思ってたのです。

(野球のことが書きたいだけ)

 

WBCの時の

イチローのタイムリーとか

鳥谷の盗塁とか

書くネタはたくさんあったんですよ。

 

でもなんででしょう。

ふと、思いついて、

メモ書き程度につらつらと書いていたら

自然とあーこれ3000文字いけるかもー、となってきて

テーマになってしまいました。

 

語彙についてはいつか書きたいと思っていたので

こんな形で想いを残せたことは嬉しくもあります。

 

書きながら

活字マニアにとってこの3000文字という企画は

たまらんものだなと思い始めました。

 

毎週、ひとつのテーマで作品が量産される。

この、ビジネスブログ全盛の時代に

創作やコラムの新作が毎週読める。

 

これは贅沢なことなんじゃないかと。

 

テーマの中では

文語の好きさ加減を語りましたが

口語の文章のほうがさらっと読めることに

3000文字企画で気づきました。

 

テンポ。

テンポが圧倒的にいいですね。

 

主催者のこぼりさんのブログはその最たるもので

読み始めたらあっという間。

 

文語大好き人間の私にとっては

結構衝撃でした。

 

意外と、いないと思うんですよ。

あそこまで口語的な文章を書く人って。

少なくとも私は出会ってこなかったと思います。

 

でもこの企画の参加者さんの中には何人かいらっしゃって、

私はそれを読むにつけ新鮮な気持ちになります。

 

つまり新しい世界に出会ったということで

それはとても刺激的なことです。

 

3000文字チャレンジは、私の中で

書きたい、と思うテーマに出会ったときだけ書くもの。

そして好きなことを前面に出して書くことができるもの。

 

ですが、毎週たくさんの作品に触れることができるのも大きな魅力です。

 

熱いぜ!3000文字!

 

「あとがき」も込みで

3000文字だっていいじゃない。

 

終わります。

ありがとうございました!

 

文中で紹介した、幡野広志さん(あとがきだからリンク貼ってもいいですか?)

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妻と子へのラブレター

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